ブレイクタイム

2013.11.06

足元カルチャー論 1:ケルンの小さな発見

 ペリーの黒船が浦賀に現われ日本人が大カルチャー・ショックをうけてから丁度160年。

 時代は変わって、今では誰でも気軽に海外へ行けるようになったが、旅先で小さなカルチャー・ショックを受けることがままある。

いわばこれを『足元カルチャー論』とでも名付けて、旅先で感じたことを書いていきたい。

 ドイツに旅した。格安のC航空だったので途中台北での乗り継ぎ3時間を入れて22時間かけてフランクフルト空港に着いた。主な旅の目的は各地の写真撮影と競馬場を訪れることだ。

フランクフルトから高速鉄道で一路ケルンへ向かった。ここは大聖堂で有名だが、目的は競馬場だ。車窓に大聖堂が迫ってくるとすぐケルン駅に着いた。ここは当日の宿泊地ではないので、手にしているドデカい旅行バッ2(一つは家内の物)をあずけなければならない。

 コインロッカーを見つけたが、駅の割には数が少ない。「こんなチョロいやつで間に合うんかいな」と内心思ったが、口には出さなかった。出しても周囲のドイツ人には解らないが。

 やっと空きを見つけたが、使い方が分からない。隣の人のやり方をまねてコインを入れ収納すると、鍵ではなくレシートのような紙片が出てくるだけだ。しかし、これがたいへんなハイテクロッカーだと後で解るのだ。

 欧米の競馬場のスタートは2時以降が多い。

まずは目の前の大聖堂を見に行った。やはり仰ぎ見なければならないほど大きい。物乞いが入口にいて警官と押し問答をている。いつも思うが、外国のホームレスや物乞いは堂々としているのがすごい。付近の中古カメラ屋を何軒かのぞいてから、かねてより調べておいたビヤホール『ペフゲン』に向かった。

 1883年創業のここの自家製ビールは空きっ腹をことのほか満足させた。そしてソーセージがまたうまい。周囲を見渡すと顔を真っ赤にした中老年の男たちが談笑していた。さらにその向こうにはビヤタンクが鎮座していた。

ドイツではこのように自家製のビールを出す店が多い。

 腹が減っては戦ができぬで、やっとこさ店を後にしてケルン競馬場に向かう。競馬場では数々のカルチャー・ショックを受けるのだがこれは次回にまわしたい。

 さて、競馬場を後にしてケルン駅に戻り再びロッカーを前にした。紙片を差し込むと暫くすると音がして扉が開いた。そこで初めて理解したのだが、このロッカーは日本のようにひとつひとつのケースのようなものではなく、内部は言ってみれば回転ずしのようになっていてシートの記号を機械が識別して、ケースが届くようになっているのだ。

 同じ扉で何人もの荷物を入れる事ができるのだから、扉の数が少ないわけだ。のっけからコインロッカーでカルチャー・ショックを受けるとは。ドイツ恐るべし。 

       写真・文 前田義昭

2013.11.06

自分好みの名画 : 紳士同盟(Gentlemans Agreement) # 

1947年の作品なのに飽きがない。 

な監督でも、若者の情熱で挑んだ作品にはリアリティがあり、その勢いは作品に反映される。 特に赤狩り旋風の真っ只中に人種問題を鋭く描いたエリア・カザン監督の信念には敬服するばかりだ。 熱血記者を演じるペック始め、脇を演じる俳優陣の気骨、人格もが伝わってくる。 モーゼの時代から、現代に宗教思想、偏見が根強くあることを実感させてくれる作品でる。(アカデミー作品、監督賞、取得作品)          B..

お問い合わせ・ご相談はお気軽にご連絡ください!

03-5439-7363

【平日】9:00-18:00 【担当】営業窓口

メールでのお問い合わせはこちら

フィード

ブログ内検索

ページの先頭へ